インフルエンザ・ワクチン

1. ワクチンは2種類
今年は、季節性インフルエンザワクチンとH1N1パンデミック(去年の新型インフルエンザ)の混合ワクチンと、H1N1パンデミックのみの2種類があります。
当院では、混合ワクチンを接種します。

2. 料金
・65歳以上は¥1,000(接種券が必要)
・13歳〜64歳は1回接種:¥3,600
・12歳未満は2回接種:¥3,000×2

3. 日程表
予約制ですが、昨年のような優先順位はありません。

4. ワクチンの効果
成人は10人接種すれば9人程度は坑体ができるとされています。幼児から児童までは10人接種して3〜5人程度です。また、乳児には効果が証明されていないため、原則として接種しません。ただし、接種は可能なので、希望があれば接種します。
インフルエンザワクチンは現在の日本では個人の健康を守るためと考えられていますが、流行のパターンは学校で集団感染し、そこから社会に広がっていきます。ワクチンによって集団感染を抑えることができれば、乳児や高齢者の死亡を抑えることが期待されています。

5. ワクチン以外の大事なこと
ワクチンを接種しても100%予防することはできません。あわせて、一般的な感染予防対策をしましょう。

個人を守るためには、
必要がなければひとごみに行かない。
手洗いをする(液体石鹸と紙タオル)
十分な栄養や休養をとる

周りの人を守るためには、
軽い風邪症状の方はマスクを着用して出勤する
38度の熱発や筋肉痛をともなう時は家にいる
学級閉鎖になった時は家にいて友達と会わない
家族内で発症した時には場合によっては隔離
その場合は観察を十分に、世話する人もマスク着用

次の症状が出たら大きな病院を受診しましょう
肺炎:呼吸が早く荒くなる
脳症:異常行動、反応が鈍くなる、けいれん
心筋炎:胸が非常に苦しくなるbiao_zhi.html